まだ東南アジアやそこらだからかもしれないが、どこの国に行っても日本語って有名で驚くことが多い。「ありがとう」はたいがいの店で通用するし、中には
「ジコショーカイ、サセテ、イタダキマス!ワタシノ、ナマエワ…!!」
なんてネタで覚えてる奴もいて爆笑した。
宿で会ったアメリカ人には
「Do you like baseball?」
と聞かれた。Yes!と答えると、今度は
「You like Ichiro??」
なんだろう、もしやWBCで日本が優勝したのを根に持ってるのではあるまいか。
「You don't like?」
「No!No!I'm from Seattle!He is a hero!!」
だって。こういうときは感激ものだ。よくよく考えたらWBCでアメリカが敗退したのも日本のせいじゃないし、そもそもアメリカ人はWBC自体にたいしてこだわってないような気もする。
クアラルンプールでは、Japanese Drumのライブに行ってきた。日本人だということで、同宿の外国人が誘ってくれたのだ。しかも無料!ラッキー!いやなんとも、ものすごく面白かった。大興奮!!太鼓ってすげえ。朝霧JAMの2日目のトップは2年連続で地元の大太鼓だったのに、2回とも見ていないことにものすごく後悔した。毎年佐渡でやっている『EARTH CELEBRATION』も面白そう。あ、でもEZOと日程がかぶってるんだよなぁ。つーかそもそも俺は日本にいないっつーの。
マレーシアでの太鼓ライブ、何が嬉しかったかって、やっぱり日本独自の文化を他の国の人たちが楽しんでくれていること。なんだか不思議と妙に誇らしい気分になったりして。民族意識とは面白いものである。