しもばの放浪日記

<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | - | - |
〜追憶編・アラスカ〜

男は海を眺めていた。

初めての光景に目を奪われていたのだ。

何匹ものアザラシがサーフィンのごとく波に乗っては、波打ち際の海鳥を喰らっていた。

ふと、一羽の姿が目に入った。

「ああ、間違いなく食われるな」

男は思った。

その鳥は羽を痛めて上手く飛べずにいたのだ。

案の定、一匹のアザラシが海鳥へと向かっていった。

そしてアザラシは海鳥の前まで来ると、口からプッと魚を吐き出し、そのまま海へと去っていった。

 

アラスカで会った元漁師のおっさんの話。

真偽のほどは彼しか知らない。

そこに意味を持たせるかどうかも、人それぞれだ。

 

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.